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志賀高原の旅館、国際化はじまる。
首都圏本部のH・Nです。
 
寒暖差が激しい最近ですが、皆さま体調は崩されていませんでしょうか。
桜の開花がもうそこまで来ている中、
花粉も猛威をふるっており、楽しみ半分・つらさ半分の方が多いかと思います。
 
先日、旅行で志賀高原に行った際の話です。
スキー場の近くで行われるジャズ&ビールフェスに4年間行っているのですが、
毎年毎年外国人の客が増えてきています。
 
志賀高原の旅館・ホテルは昔から営業している所が多く、
今までは外国人向けのアナウンスやサービスなどが少なかったのですが、
今年行って驚きました。
 
各所に外国語表記、そして路線バスの運転手も英語での案内、旅館の従業員も外国語を操り、
一気に国際化が進んでいました。
その中でも特に驚いたのが、エントランスホールに飾ってある熊の剥製や大浴場、
建物の構造、部屋の机に来場時に置いてあるお菓子なども、
「日本らしい建造物・サービス」として紹介されていたことです。
 
私たちにとっては当たり前として受ける点も、
外国の方からすると一つ一つが新たな発見なのですね。
2020年に向けてマンション等の不動産にも国際化が考えられています。
当たり前と思われている日本の技術やサービスなども、とても付加価値が高く見えるのだろうと感じました。

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平昌オリンピックから東京オリンピック、そしてその後
こんにちは。営業のNです。
冬季オリンピックが終わり、いよいよ次は東京オリンピックですね。
ここから日本国内はどんどんオリンピックの熱が上がっていくことでしょう。
ただ、ちょっと立ち止まって東京オリンピック後のことを考えると、危機感が募ってきます。
少子高齢化が言われて久しいですが、ある統計では日本の人口は減少に転じていき、2024年には
3人に1人が65歳以上の高齢者となるとの推測が出ています。

最近の暮らしでそれを実感させられる出来事がありました。
私が住んでいるマンションは築20年なのですが、昨年購入し、初めて管理組合の総会に出席しました。
当たり前なのですが、みなさん30-40代の頃に購入された方が多いので、50-60代の方が多く住まわれています。
築20年と言っても共用部なども丁寧に使われていてまだまだ綺麗なのですが、今後30年35年と考えると
エレベーターや駐車場の改修工事が必要になってくるそうです。ただそこについては積立があり、工事をしていく
ことになるので、あまり心配はしていません。
問題はそれを仕切っていく管理組合の面々が高齢化していくことにあるようです。
住人が高齢化していくのでその中で資産をどのように守っていくかが喫緊の課題となっていました。

2024年まであと6年、といってもすぐにやって来ます。
自身の身近な問題として直面し、改めて何ができるかを考えさせられました。
| カテゴリ : 営業 T.N |  |
「言語化」力
頭の中にある漠然とした考えや想いや主張を、いかに言葉に出来るか。
これは営業という仕事をするうえで、業務を円滑にして精度を高めるための
一番のポイントかもしれません。

営業でいう「言語化」能力というのは、広告コピーや企画書ワードのような、
表現能力ではなく、即興のライブコミュニケーションの能力です。
私は以前は制作として、時間をかけて言葉を創る仕事をしていましたが、
それとは違う質の力です。これが中々難しい。

この「言語化」力について最近感心されられたのが、
先週まで世界中を熱狂させたあの羽生結弦選手です。
彼は肉体と精神の表現探求者であると同時にコミュニケーターでもありました。

先日、五輪連覇を果たした彼が国内外のメディアに向けて会見を行いました。
その映像や記事を見てとても驚きました。彼は社会人一年目の世代ですが、
「受け答えがしっかりしている」という基本的なコミュ能力は言うに及ばず、
国内外の記者から投げられたあらゆる質問すべてに明快な言葉で返しました。

しかも「感想をお聞かせください」みたいな簡単な質問ではありません。
「4回転ジャンプの感覚を素人にもわかるように」
「技術と芸術性の関係についてどう思うか?」
といった感覚の言語化や競技観を問う難問に加え、いちアスリートが
簡単には答えられないような政治的な質問まで記者から投げられたわけですが、
羽生選手はその場で考えながらも、すべての質問に対して「言語化」しました。
政治的な質問にも様々な要素を俯瞰して判断し、必要なことだけを言葉にしました。

そしてこれらは、彼自身が意識して「メディアのために」言語化しているのです。
「フィギュアのため」「日本のため」という巨視的な視点でみた自分の役割を認識し、
どんな無理難問に対しても笑顔で言葉にしている23歳の青年がそこにいました。

一通り見聞きした後、自分が新人の時どうだったかを考えて凹むと同時に、
今の自分でさえも、即時に考えながらあそこまでしっかりと芯を捉えた言葉を
目の前のお客に対して言えるのか?と自問自答し、唸ってしまいました。

来期に向けて切り替えていく時期に思わぬところで、
仕事をするうえで大切な事を改めて確認させてもらいました。
羽生選手ありがとう。

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