IBクルーブログ 日々奮闘するIBクルーの日常をご紹介!

春眠暁を覚えず
春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く
夜来風雨の声、花落つること知る多少


中学生の時必ず習う漢詩『春眠』です。
同じく春に関しての句と言いますと、清少納言の「春はあけぼの」も有名ですが、
私はこの心地よい陽気と、花粉症の鼻づまりで清少納言のように早起きができないので、
此方の句の方がなんとも人間臭く風情があるなと感じる今日この頃です。

さて、なぜいきなり孟浩然の「春眠」引用したかといいますと、
ちょうど都内の桜は満開を迎え、首都圏本部のある日本橋付近は
どこもピンク色の花びらがちらほら舞っているからでした。
整えられた街並みは、人工的に作られたソメイヨシノの完璧な美しさと相性が良く、
山桜のような荒々しい生命力とは違う、つ崩れてしまってもおかしくない怪しさは、
自然には持ちえないはかなさをよく感じられます。

しかし、都心では鶯の声というものはあまり聞こえて来ず、
先日小平の方に赴いた時、久方ぶりに子供の声と鶯のホーホケキョを耳にしました。
都心のビルにも植栽を多く取り入れる事が多くなった昨今、
やはりに人には自然をみて癒されることがあるのだなと感じます。

また、特にこのコロナ禍で郊外戸建てに移り住む人も増えてきました。
山の稜線に紫の雲が細くたなびく様や、
鶯の無き声で目が覚めるその感覚を人間が思い出すのも、そう遠くないのかもしれません。


営業 C.O

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何もしなかったら、何もおこらない

シェイクスピアの言葉です。世界一有名な歴史的劇作家の言葉にしては当たり前過ぎます。

勉強しなければ成績はあがりません。貯金しなければお金はたまりません。

誰もが知っている当たり前の話です。


いつの間にか、誰かがやってくれていた。
なんとなく知らないうちに出来ていた(誰かが根回ししていたからです)。

相手側から連絡をしてもらい一緒にしてくれた。

などなど日々そんな出来事が気づかない内に物事は進んでいます。

特にコロナ禍では色々な制限において嘆いてもコロナのせいにしていても動かないと、やっぱり
何もおこりません。改善されません。


コロナ禍だからこそ、今まで以上に主体的に考え動くことを意識して過ごしていかないとと痛感します。


このシンプルな「何もしなかったら、何もおこらない」という言葉で再認識・再確認できます。 

さすがシェイクスピアです。


おまけ:「7つの習慣」では『率先力を発揮する人としない人との間には、天と地ほどの開きがある。

それは、25%や50%の差ではなく、実に5000%以上の効果性の差になるのだ。』を書かれています。



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地球儀を回して世界100周旅行
私は幼いころから地図を眺める事が好きで、世界の国の大体の位置と国名を今でもいうことができます。
こういうことを言うとすごく意地悪な質問をする方がいます。困りますね。

ところでなぜ「地図を眺める事」が好きになったのかといいますと、地政学やら歴史やら
いろいろと理由が出てきますが、端的に申し上げるなら「妄想が好き」だったからです。

例えば、アフリカの経線・緯線で区切られた国々の国境に住む人たちは、そもそも自分の所属する
国という意識があるのか?山に囲まれたスイスの国境を眺めては、どんな気候なのか?山に囲まれることで
どんな歴史をたどってきたのか?
そんなことを「妄想」、本やネットで情報を調べて答え合わせをする。実際にその国に行ったような気がして、
自分の中では世界中に旅行へ行ったような気分でとても楽しいのです。

この仕事をするなかでも、いろいろな場所へ住み、営業にまわる際も、ここにはどんな人が住むのだろうか?
川を越えたら何が変わるのだろうか?
常にそんな事を考えながらお客様の元へ向かう毎日です。こんな趣味が高じてか、初めて見たときは絡まった
電線のコードにしか見えなかった東京の路線図もだいぶ覚えることができました。
単純に眺めればただの記号や道路や等高線が記されただけの紙っ切れですが、そこにはどんな人が住み、
どんな暮らしをしているのか考えながら見つめることで地図にはたくさんのドラマが詰まっているように感じる。
そんな3年目の春でした。

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