2010年11月28日 02:10
こんにちは。
入社後2回目のエントリーになります。
本社勤務の斉藤です。
7月に首都圏から本社に異動になりました。
気づけば夏も終わり秋が通り過ぎて、すっかり冬になりましたね。
街を歩けばイルミネーションやクリスマスの飾り付けでだいぶ賑やかですよね。
自分は忘れられないクリスマスの出来事があります。
4年前のクリスマスイヴに私の祖母が亡くなりました。
ちょうど大学1年生の時でした。
その頃はまだ反抗期の延長みたいな時期で、
両親にも反抗していたし、祖父母の実家にも年始くらいしか顔を出していませんでした。
素っ気無い態度の自分にも、祖母はいつも優しく陰ながら心配してくれていました。
そんな祖母に対して自分は何もしてあげられることができませんでした。
祖母は10年来、癌と戦っていました。
本当に小さな体で、背中も曲がっていて、体力もあるほうではないのに。
何度か余命を宣告されていましたが、奇跡的な生命力で何度も乗り越えてきました。
しかしこの時ばかりはもう限界だったみたいです。
12月24日。17時頃。アルバイト中だった自分に母から連絡がありました。
祖母が亡くなったと。
その時初めて気がつきました。
自分は祖母にたくさんお世話になったのに、何も恩返しができなかった。
走馬灯のように小さな頃の思い出が蘇りました。
その場で泣き崩れていました。
すぐ祖母の住む埼玉県大宮に向かいました。
そこで逢った祖母の顔はとても安らいでいました。
今までのつらい日々から開放されて楽になったのでしょう。
しかし、もう話すことはできませんでした。
人は後悔してしまう生き物なのでしょうか。
もっと話がしたかったという思いが今更溢れてきました。
その晩自分はずっと祖母のとなりにいました。
そんなクリスマスからもうすぐ4年が経つのですが。
祖母の死からたくさんのことを教えられました。
両親とも向き合えるようになれたし、
周りの人への感謝の気持ちも持てるようになりました。
きっと上から見守ってくれていると思うので
もっと成長した姿を見せられるように元気で頑張って行きたいです!!
また正月は実家に帰って、両親と酒でも飲みたいと思います。
今年も残すところ1ヶ月ですが、良い一年だったと思えるように
しっかりと締めくくりたいと思います。
| | コメント(0) |