IBクルーブログ 日々奮闘するIBクルーの日常をご紹介!

手のひらのまめと脛のあおたん
今年の桜は遅咲きで、娘の小学校入学式には満開
文字通り思い出に花を添えてくれました。
桜は新緑の若葉へと移ろい気持ちの良い季節となりましたが
皆さま如何お過ごしでしょうか。


私事ですがフルタイムワーママといたしましては、
「小1の壁」に畏れ慄きながらも
会社の理解と放課後キッズ(授業終了後も19時まで校内で過ごすことができ入学前も利用が可能!神!)でなんとか新生活が軌道に乗り始めました。

そんな矢先。
お風呂で娘の脛(すね)、しかも両足に無数のアザがあることに気がつきました。

原因がわからず一瞬ゾッとしましたが、
よくよく話を聴くと上級生に混じって「一輪車」の練習をしているとのこと。

後日の保護者面談でこっそり校庭の様子を見ていると、なるほど確かに。
額に汗を浮かべながら、転んでも転んでもめげずに
練習を重ねる娘の姿がありました。

4月生まれの娘の誕生日プレゼントは
本人の強い希望で一輪車一択。

届くのを指折り数え、手にした当日公園で練習を始めると
既にスイスイと漕げるようになっていたのです。

娘のサプライズには驚かされ胸が熱くなりました。


またある日のお迎えでは夕焼けが沈む頃
「どうしてもお願い!少しついてきて!」と鉄棒に招かれ、
見ていると‥
親が一度も教えたことのない「逆上がり」をするではありませんか。

「ほら見て!まめが出来るくらい毎日頑張ったの!」と
手のひらのまめを見てそのプロセスにもジーン‥

余談ですが、小学校には文科省から学習指導要領という
子どもに学びから何を習得させるかを示す
先生の教科書のようなものが存在します。

その中の体育編には
逆上がりがあります。
狙いは身体のバランス感覚を養うため?
筋力の強化?
どれも違いました。

なんと「子どもたちに努力が報われる経験をして欲しいから」
というのがメインの目的だと言うのです。

地面を蹴りながら
鉄棒を引っ張り
体を後ろに倒しつつ
回転して
着地する

工程を文字にすると中々に大変な逆上がり。

すぐには成功が難しい課題に対して、
どうすれば出来るようになるのか考えて取り組み、
成功体験をすることで困難な物事へも
乗り越える力が養われるとのこと。


娘のまめとあおたんは
努力の勲章
母だって負けてはられません!!

10000回だめでかっこ悪くても
10001回目は何か変わるかもしれないドリカムイズムで。

ビジネスにおける自身のスキル向上、新しい物事への挑戦は
勿論のことですが、困難な課題があるプロジェクトも
どうしたらエンドに響くプロモーションができるか。
限られた貴重なご予算に対し最大の効果と結果が得られる様、
考え抜いてクライアントの皆さまのお役に立てるよう精進して参ります!!
| カテゴリ : 営業Y.K |  |
望み
2024年ブログトップバッターとなりました
首都圏営業のKでございます。

はじめに、この度の「令和6年能登半島地震」により
被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、
被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。


さて、年の始めと言えばベタですが「1年の目標」を立てたくなるものです。
某サイトにて目標ランキングなるものを見ました。

体力向上
趣味
ダイエット
貯金
スキルアップ
断捨離
仕事
禁酒
禁煙


などなど、私も私もっっー!
と思うような項目がずらりと並んでおりました。

ある調査によると新年目標を立て、
その年の終わりに達成する人はわずか15%程度だとか...
強い意志を持って継続し何かを成し遂げるというのは
これほどまでに難しいことなのですね。

でも私はどうしてもこの15%に入りたい笑
そう思いコツを模索してみました。


そこで仕事にもリンクしたのが
「何かをはじめる」前に
「何かをやめる」こと。

なんとなーくやりたい、やらなきゃ、
で自分をいっぱいいっぱいにしているモノは結構ありそうです。


しかし、その中から「やめる」ものを選択し「すてる」決断をすれば
余白ができ、見えなかったものが見えたり、
より質の高い時間を過ごすことが出来るという考えです。
(数々の偉人の受け売りですが...)


つい先日上司からも、なんでも全力投球、一生懸命も良いけれど
時間は有限だから、結果溢れてしまうものはないだろうか、
それが実は大切なものだったりする時もあるのでは?

と言われたばかりでした。
確かに。


前述した目標の項目のように、あれもこれもー!と
全部に手を出したい気分ではありますがまずは、
元気に笑顔でパワフルにいるために!!

日々の生活に追われしばらく休んでいた大好きな運動を再開しようと思います。

7年前に走った名古屋ウイメンズマラソン42.195に再挑戦し
完走出来たら目標達成とします!!
(あぁ...筆が滑って豪語してしまった...からには頑張ります!)

また来年ご報告出来たらと思います。
皆様の目標も叶いますよう、また素敵な1年となりますよう、
お祈り申し上げます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
| カテゴリ : 営業Y.K |  |
活動領域

お世話になります。 

首都圏本部営業のKです。 

 

 子どものお迎えの際ふと空を見上げると随分大きくまんまるなお月様。 

 

その後ニュースでスーパームーン×ブルームーン、今年最も地球に近い満月だったことを知りました。

 十五夜の頃にはこの暑さも和らぐのでしょうか... 

 

 私事ではありますが、先日6歳の娘と 

「マイエレメント」 という映画を観てきました。 

 

 舞台となるのは、エレメントの世界。 火・水・土・風のエレメント=「元素」が共に暮らす都市エレメント・シティ。 

異なるエレメントとは関わらないというルールがあります。 

 

 そんな中 ""の女の子エンバーと""の青年ウエイドが出会い...美しい映像と共に物語りは展開します。

 

 エレメントという言葉には、「元素」の意味のほかに「活動領域」という意味もあるそうです。

 

 関わってはいけない二人、正反対の二人が出会い、ぶつかり合いながらも互いの価値観や習慣に触れ、

受け入れながら各々の活動領域を広げていきます。 

 

 最初は引率くらいの気分でしたがいつの間にかストーリーに取り込まれ...

「ママ目うるうるしてるよっ!」と娘に耳打ちされたのは誤算。

(隣のおじさまは私以上に鼻水すすっておりましたが笑)

 

 

 仕事もプライベートも慣れ親しんだ環境から1歩踏み出すのは労力、勇気が必要ですが、

この物語を通して「見た事のない世界、景色」を見る喜びを感じるには、

挑戦し続ける気持ちが大切だなぁ...と改めて感じました! 

 

 

 弊社、インターブレインズも色とりどりのエレメントが、

化学反応を起こしながら「いい仕事」でクライアントの皆さまのお役に立てる様、日々取り組んでおります。 

 

 

 ご期待くださいませ!

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
1/fゆらぎ(エフブンノイチユラギ)

5月より首都圏本部に転勤になりました営業のKです。


ダンボールへの荷造りは一夜漬け、ヤ◯トのお兄さんをスッピンパジャマでお出迎えという、

少々情けない引越しとなりましたわたくしですが、以後どうぞよろしくお願いいたします!

 

今回は異動前の名古屋本社のお客様とのお仕事のお話です。

 

あるプロジェクト立ち上げでシアター制作をさせていただいた会議でのワンシーン。

 

「ありきたりな感じのザ・不動産シアターではなく、何か変わったエッセンスを取り入れたいです」

 

「映画の序章のような、惹き込まれるような」

 

「隣接する大型公園を借景にして風の音とか、鳥の囀りとか...」

 

 

そんなやり取りの中で、このブログタイトルの

1/f(エフブンノイチ)ゆらぎ」

がふと頭に浮かびました。

 

皆さまも、なんとなーく耳にされた事がございますでしょうか。

 

 

このワードを解説させていただきますと、

パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。

ただし f 0より大きい、有限な範囲をとるものとする。

 

 

なんだか難しいですね...。

 

 

もう少し簡単に申しますと、自然界に存在するものには、必ず「ゆらぎ」があります。

一定に見えても厳密には一定でありません。

 

 

例えば...

私たちの心臓の音。

ろうそくの炎の揺れ。

波が満ちては引くリズム。

木漏れ日。

雨音。

 

 

いずれも一定のようでいて、実は予測できない不規則なゆらぎがあり、それが「1/fゆらぎ」です。

 

 

この"ゆらぎ"が大きいと

意外性・突発性が高く、次に何が起こるか分からないので人は不安になり、

逆に"ゆらぎ"が小さすぎると

安心ですが単調で変化がないので飽きてきます。

 

1/fゆらぎは、上記の要素が適度に組み合わさったもので、居心地のよい空間と情報を与え、

人の心を落ち着かせる効果があると言われています。

 

今回のシアターではこの要素を意図的に随所に取り入れました。

 

これからいよいよオープンになる本プロジェクト。この映像がご来場者様へのおもてなしになり、

リラックスした気分で、物件を検討いただけるスイッチになることを願うばかりです。

 

今後も商品やその土地のベネフィットをエンドユーザーに届けることを大前提としながらも、

こうしたギミックを交え観る人、受け取る人の琴線に触れるようなプロモーションを

していけたらと思います。

 

私自身、これから新しい土地で新たなご縁が繋がり、刺激的な毎日になると思いますが、

時にはこのゆらぎの力を借りて、肩肘張らずに笑顔でクライアントの皆さまのお役に立ちたく存じます!

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
祈りの速度
お世話になります。
名古屋本社営業のKです。


先日、名古屋市にある「リニア・鉄道館」に家族で遊びに行って参りました。


東海道新幹線をはじめ、蒸気機関車や在来線の実物展示39両。
日本最大級の鉄道ジオラマ模型など、照明や演出も相まって、どれも迫力があり
我が子と共に私も興奮いたしました!


新幹線と言えば
N700系のぞみ


主人と付き合っていた頃の神奈川(私)?愛知(主人)の遠距離移動。
別れ際ホーム稼働策が閉まる際に、バダジェフスカ作曲「乙女の祈り」が流れると
ウルウルしたこと(あの頃の健気さ可愛げは今やいずこへ...)。


娘が生まれ産後1ヶ月、里帰りから我が家(名古屋)に戻る際に抱っこ紐の中の、
ふにゃふにゃな彼女に「泣くなよ〜泣くなよ〜」と祈りながら乗車したこと
(年4回ほどの帰省を考えると娘は5歳にして40回は乗車していることに!)。


出張で利用した際に、隣のお客さんがオウム、それもかなり大きな!!を連れていて、
オウムの澄んだ瞳と目が合うたびに、ソワソワ!ドキドキ!
(本数・座席数がある中でよりによってなんでこの子の隣になったしまったんだ!汗)
名古屋から東京までの約1時間半、手に汗握りながら非常にスリリングな思いをした、なんて事もありました。



そんなわけで、私にとって "のぞみ"   はとても身近な存在です。


さて、この "のぞみ"  のネーミング
不動産広告に従事する者としては由来が気になるところです。


調べてみると諸説あるものの...
1964年に東海道新幹線が開業したときの列車名は「ひかり」と「こだま」でした。


速さの象徴である
"光速"から「ひかり」
"音速"にちなんで「こだま」


時は流れて1992年。
航空事業の規制緩和で国内線航空便が活発になり、東海道新幹線も新たな最速列車で対抗しました。


ここで"光速"よりも物理的に速いものがなく列車名に困ります...


デビュー前、身内では「スーパーひかり」と呼んでいたとか。
それではあんまりだ!と一般公募したところ「きぼう」に内定。
最終的にはひかり・こだまが大和言葉であることからきぼう→「のぞみ」になったそうです。


こだま= 音 = 音速(各駅停車)

ひかり= 光 = 光速(主要駅停車)
 
のぞみ= 希(祈り)= 想い(最速列車)


光は音よりも速く、そして、人の想いは光よりも速く届く



ロマンチックすぎやしませんかっっ。



この列車名がなかった時の事を想像してみましょう...

「今度723Aで名古屋に会いに行くね」

「えぇー!各駅停車で来るなんて!
227Aの方が早く着くよ!せめて511Aでしょ!」

※723A...こだま 227A...のぞみ 511A...ひかり


列車名がある事で共通認識しやすく、伝わりやすく、一気に愛着も湧きますね。


ネーミングやコピーなどは、市場が感性の要素を強くする傾向にある事を踏まえると、
その良し悪しが商品の売行に大きな影響を与えることもあります。


私たちが不動産広告を制作する際も、常に事業主様の想い、プロジェクトのコンセプトや、
商品・その土地の良さを、どの様にエンドユーザーに届けるのか。
時間も手間も惜しまず考えて考えて考え抜き、完全オーダーメイドで作り上げていきます。


音よりも光よりも速く。


エンドユーザーにクライアントの皆様の想いが届く様、精一杯そのお手伝いをさせていただきたく、
エンジンを吹かしていつでもお待ちしております。


開業予定のリニア中央新幹線にはどんな名前が付くのでしょうか。
今から楽しみです。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
旋律を奏でて

鈴虫の音色とミスマッチな季節外れの暑さは何処へやら...

すっかり肌寒くなり、金木犀がどこからともなく香る季節になりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

現在、名古屋本社には来期入社を控えた学生がインターンに来ております。

もう一回り以上も違うことにまず衝撃...

 

デスクが隣ですが、日々新しい人・物・コトに触れてスポンジの如く吸収していく姿は、

見ていて羨ましい限りです。

 

アラフォーの私も負けていられないわ!

何か刺激が欲しい!

と思い自宅のホコリを被ったピアノを手入れし、久しぶりに触れてみました。

 

独学で4歳ころから30歳くらいまで毎日のように弾いていました。

ジャンルはバラバラ、いいなと思った曲を音源からコピー、アレンジして弾くのが好きです。

 

Back numberの「ヒロイン」

冬に向かうこれからにぴったりです

 

♪サザン「希望の轍」

同郷のサザン、身近に楽曲がありました

 

♪ライオンキングの「Can You Feel the Love Tonight

劇中でティモンとプンヴァが謳う「どうにかなるさ、くよくよするな」もいいですね

 

♪娘に弾く「ジブリシリーズ」や「ぼよよん行進曲」

いつか連弾したいなぁ...

 

♪ショパン「別れの曲」

101回目のプロポーズ、猫背でピアノを奏でる武田鉄矢を幼心に覚えています

 

X JAPANの「Endless Rain

淀みを透き通らせる様なコード進行が神がかっています

 

♪洋楽ならBruno MarsJust the Way You Are

こんなこと言われてみたいです///

 

♪ファレル・ウィリアムス「Happy

調子のいい時は運転中、口ずさみます

 

♪ビートルズの「Let it be

セブンスターが上着のぽっけから覗く白髪混じりの、小学生から見ても渋い恩師が体育館の

グランドピアノで弾いてくれた光景を鮮明に思い出します

 

 

その音色は聴いていた"あの頃"にまるでタイムマシンのように連れていってくれますね。

時間を忘れて弾き倒しました。

 

 脳科学の研究によると、ピアノは子どもから高齢者まで脳の健康的な発達と維持に大変効果があるとのこと。

 

 

■楽譜を見る=後頭葉視覚野

■たくわえる=作業記憶=側頭頭頂部+前頭前野

■弾こうとする=実行機能=前頭前野

■弾く=空間認知(鍵盤の位置・距離)=頭頂葉背側経路

    巧綴運動(体の各所への指令)=前頭葉運動野

■聴く=視覚野

■音の理解・処理=言語野

 

 

旋律を奏でることでこれだけ多くの脳の領域が同時に活性化され、 "脳のジョギング"とも言えるのです。

 

 

こうした趣味も、お仕事とリンクさせて、

若者に負けない "考える" "ひらめく" 柔軟な頭と感性でいられたらと思います。

 

 

以上営業のKでした。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
星のおはなし

初夏の日差しが和らいで過ごしやすくなる時刻、空を見上げます。

 

ベガ、アルタイル、デネブと言えば

夏の大三角と呼ばれ七夕伝説に縁の深い星たちです。

 

天の川の西と東

光の速さでも16年はかかるほどに、離れ離れになった織姫と彦星が1年に1度だけ逢える、

というストーリーは皆様もよくご存知かと思います。

 

月の船に乗って会いに行くパターン、カササギ(デネブ)がどこからともなく現れて橋を架けて

天の川を渡るパターンなど諸説あります。

 

そんな夏の星のお話と重ねて...

 

先日、鉄道沿線のプロジェクトにて竣工記念のイベントをマンションの敷地内で実施いたしました。

 

ファミリー向けにパトカーや白バイを呼び、記念撮影会

 

街の商工部会の方々に協力いただき地元店舗のマルシェ

 

マンションとしては大抽選会を行うなど内容盛り沢山の1日。

 

地域の方に愛される物件になる様に...というクライアントの趣旨に沿って、

私もこの街の事をとことん調べ、沢山の方々に出逢う事ができ、地域を巻き込んだ

イベントの実施に至りました。

 

屋外イベントでしたので、実施日までは天気予報との睨めっこ。

当日は準備中小雨が降りましたが何とか持ち直し、お天気の神様も味方してくれました。

(片付けのタイミングでスコールのような豪雨!)

 

シニア、ファミリー、中には三世代で、沢山の方にご来場いただき、「ついに出来ましたね」

「素敵な外観」「いつから入居出来るの?」など、私にとっては普段関わりの少ない

エンドユーザーの皆様とお話する貴重な機会となりました。

 

弊社の事業コンセプトには

Housing Client Developer(住まいのユーザーを創る)」がございます。

 

夏の大三角、デネブ()のように...と大それた事までは言えませんが、

クライアントの皆様と、

その顧客であるエンドユーザーを繋ぐ"架け橋"となれる様、今後も地元深耕・密着型の実りある

プロモーションをご提案出来ればと存じます。

 

みなさまは七夕の夜空に

どの様な祈りを捧げるのでしょうか。

 

本社営業のKでした。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
追憶の故郷

いつもお世話になっております。

名古屋本社営業のKです。

 

突然ですが皆さまには

"故郷"と聞いて思い浮かべる場所はございますか。

 

横浜駅相鉄口の五番街を抜け、ナンパ橋、若者の店が集約されたビブレを過ぎると、

そこにはかつて、昭和レトロもレトロな市街地住宅が佇んでいました。

 

駅徒歩3

11階建、1DK2DK 240

 

喜多方(福島)生まれの母が若かりし頃「もう寒いのも雪かきも御免!」と地元を飛び出し

都会に魅了され選んだ住まい...

そんなご縁もあり私は生まれてから高校までの間、こちらで暮らしました。

 

コの字型の3棟から成り、最下部は吹き抜けの中庭に。

都会の真ん中にこのような広場がある事は住人しか知り得ない不思議な空間でした。

人工芝のテニスコートと様々な大型遊具が設置され、敷地中を使って

ドロケイ(警察が泥棒を捕まえて牢屋に入れるあの遊び)をしたり、缶蹴りをしたり。

子どもも沢山いましたので毎日がイベントの様でした。

 

当時は年頃になってプライバシーの欠片もない2DKという間取りに不満を抱えながら

暮していましたが、今、目を瞑れば蘇るのは愛しい記憶ばかり。 

 特に真夜中、親に内緒でコソコソとFM yokohana84.7を聴きながら、航空障害灯の赤ランプと

不規則に灯るフロアが織りなす、ランドマークタワーの明かりを夜通し、眺めるのが好きでした。

  

今は打って変わって、おじいさんの迷子の町内放送が流れるような愛知県郡部に住んでおります。

 

電車は単線1時間に2本!

区役所ではなく町役場!

町の至る所に鎮座するお地蔵様!

すれ違う人だいたい友達!!

 

 

昔ながらのお祭りでは沢山のお馬が家の目の前を闊歩したり、夏になると毎夜、町の若者が集い

太鼓や笛の練習をしたり、隣近所の方から「野菜あるんだけど持って行かない?」と声を

掛けていただいたり。

住めば住むほど味の出てくる、思った以上に賑やかなこの町の暮らしを楽しんでおります。

 

 「住めば都」とはよく出来た言葉だなぁ...と。

そして住宅と人生は切っても切れない縁だと感じる今日この頃です。

 

住宅不動産広告を扱う者として、物件自体の素晴らしさはもちろんのこと、その土地に住んだつもりで

街の良さ、住みやすさ、暮らし方などを深堀しエンドユーザーが行動を起こすきっかけになるような

アイディア・コンテンツを盛り込んでいきたいと思います。

 

 ※故郷は取り壊しが決まり2023年秋に商業施設、住宅棟からなる22階建のビルに

生まれ変わるとのこと。

総戸数254

新たなストーリーの始まりです。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
選択
保育園に着て行くのは
ユニコーンのお洋服?
お花柄のお洋服?

欲しいものは
100円のお菓子?
それとも100円のぬりえ?

娘との会話です。
人生は選択の連続とよく言いますが、4歳の子どももまた同じく、2択、時には複数の選択肢から
物事を決めていきます。

選択の結果は時に心を満たし、満足感充実感を得たり、その逆で「こっちにしておけばよかったかな」
と後悔をしたりすることもあります。

人生の大きな買い物であるマイホームに置き換えると、選択はより慎重に、そして出来れば選んだ答えが
正解であって欲しいと誰もが思うはずです。

広さなのか価格なのか
駅近の利便か、駅遠でも落ち着いた暮らしなのか
1階の庭付き住戸か最上階か
3LDKか4LDKか
マンションか戸建てか............

先日、自分の担当しているプロジェクトで、竣工し実際に人が住み始めた物件に立ち寄る機会がありました。
駐車場にいた抱っこ紐をしたお母さんと赤ちゃん、エレベーターから降りてくる際に
挨拶をして颯爽と過ぎていったスーツの男性、これから散歩に出かけるようなシニア夫婦。
そこで暮らす人はみなどこか、生き生きとした表情で、自身の選択を"正解"として暮らしているように
感じ嬉しく思いました。

不動産広告に携わる者として、エンドユーザーよりもエンドユーザー目線で、物件の特徴、物件が建つ
エリアのことを深掘りし、住んでみて暫くしてから気がつくような恩恵、便益をお伝えできるかが、非常に
重要だと感じております。

住まう方々の未来を想像して、今日も仲間とアイディアを出し合います!
営業のKでした。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |
心に残る横断幕 TOKYO2020

東京招致が決まり日本中が湧いたあの日。

誰もがまさか、無観客開催になるとは夢にも思わなかったと思います。

1年延期というアスリートの選手生命にとっても過酷な状況の中、自国をはじめ

各国の選手たちの奮闘に心動かされました。

 

日本開催だからこその各シーンに散りばめられた"おもてなし"に注目してみました。

 

大会ボランティアのクオリティに賞賛の声

英語圏以外の選手や報道陣に身振り手振り全力ジェスチャーで道案内

クスっと笑ってしまうFree Wi-FiSSIDは「Sushi2020

有名コーヒーショップに入ればカップに手書きで名前を入れてくれる

選手が全競技を終え、滞在施設を出る際にはスタッフ総出で丁寧なお見送り

専用カードをかざすとフリーで提供されるドリンク

選手村の食堂には選びきれないほどの調味料やスパイス

などなど...

 

話題にならないところでも、沢山のおもてなしストーリーがあったことでしょう。

 

そんな"日本のおもてなし"に対して、豪州選手団が選手村の居住棟に

感謝の気持ちを伝える建物8階分に渡る垂れ幕を設置したのです。

 

THANK YOU

【心より感謝いたします】

 

仕事上、馴染み深い垂れ幕ですが、このストーリーには心温まりました。

 

時を同じくして、今私自身がこの"おもてなし"について猛勉強中です。

日本にいると当たり前になっているサービスにも、より付加価値を見出し、

クライアントの皆様にお仕事で接する中で心地のよい時間や

「その手があるか!」と驚くアイディアをご提案できるよう、日々精進して参ります。

 

営業のKでした。

| カテゴリ : 営業Y.K |  |