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超省略LINE会話に驚愕

ネットの友人知人同士のコミュニケーションツールは
今や完全にメールからLINEに移行しています。
若い世代であれば尚更です。
ちなみに私はまだ一度も使った事がありません。

「使わない!」とポリシーにしているわけでは無いんですが、
四六時中会話が流れ込んでくるのは何か疲れるな?
(ただでさえ仕事のメールとか来るのに・・・)というぐらいの理由です。
まあ疲れたオッサンなわけです。
今後使うかもしれませんが...

さて、どこかのニュースで、
「10代女子はLINEで極限まで省略してコミュニケーションしている」
という記事を見ました。どのくらい省略しているかというと、

=================
「了解」→「り」
「それってまじ?」→「そま?」
「あーなるほどね!」→「あーね!」
「正直しんどい」→「しょんどい」
=================


ど、どこの方言???


あまりに最先端すぎてついていけないわけですが、
アレですね、英語のネットスラングでいうところの
「asap(as soon as possible:なる早で)」「omg(of my god)」
「ty(thank you)」「WTF(what the fuck:なんてこった!)」
「brb(be right back:すぐ戻る)」
と同じノリでしょう。

日本語も英語もネット会話で、リアル同等の同期性を追求していくと、
言葉はこうなるのかもしれません。
とても興味深く、いいんじゃないかとむしろ感心します。
環境の変化に応じてコミュニケーションも対応&進化していくべきだと思います。
いつの時代もティーンはコミュニケーションの最前線を開拓していくのです。

ただ、思ったことが1点あります。
このようなグループ限定の超省略ネットコミュニケーションに慣れすぎると、
グループ外に出た時のリアルコミュニケーションに支障は無いのか?という事。
実際に結構いるんですよね、リアル会話が不安定な若い世代の人が。

会って間もない人との会話で、丁寧語ベースではあるものの
不規則に友人会話口調が混ざってしまう人。
何故か自分の事情を相手がすべて知っている前提で話をして、
話の内容が所々飛んでいる人。こういう人、いますよね。
「会話の距離感」がちょっとおかしい人。
結構優秀そうに見える若い人でもこんな感じの人を見かけます。

おそらくそういう人は、「場」を判断してコミュニケーションを
切り替えることが出来てないのでしょう。
もしくは、今まで友人としていたコミュニケーションが、
「あくまで友人限定のもの」である事に、社会に出ても気づけてないのかもしれません。
相手の顔が見えないネットコミュニケーションは、
リアルより自分本位で発信偏重傾向となります。
それを意識出来ているかどうかが鍵となります。

LINEやTwitterなどのネットコミュニケーションと、
顔の見える相手との五感を使ったリアルコミュニケーションは別種のものです。
しっかり区別して使い分けることが出来れば、
本当の意味で「2つの世界の」コミュニケーションを愉しむことが出来るでしょう。


 

| カテゴリ : 営業 T.H |  |

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