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iPhone発表から10年、ジョブズの言葉。
今年の1月で、ジョブズが初代iPhoneを発表してから
10年経ちました。早いものですね。

そこで、改めてジョブズが残した言葉を
読んでみたいと思います。

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Innovation has nothing to do with how many R&D dollars you have.
When Apple came up with the Mac, 
IBM was spending at least 100times more on R&D.
It's not about money.
It's about the people you have, how you're led, and how much you get it.

イノベーションには研究開発費がいくらあるかなんて関係ない。
アップルがMacを開発した時、IBMは少なくとも100倍以上もの
研究開発費を使っていた。お金ではないのである。
どういう人材を、どう率いるか、
そしてどう意識しているかで、決まるのだ。
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かっこいいですね。
「『金』じゃない、『人』なんだよ!」という話。
今の時代、情報はすぐ手元に来る。
お金があればインフラもスタッフも揃う。
しかし、それらのヒトやモノをどう動かし、何をつくり、
どんなメッセージを放つのか?
それらを意思決定して、同じ方向に向けられるのは、
金でもコンピュータでもない。
結局は人。この先もっと様々な技術が発達しても、
最後はやっぱり人。これは変わらない。


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You can't just customers what they wanted then try to give that to them.
By the time you get it built, they'll wantsomething new.

消費者に、何が欲しいかを聞いて、
そしてそれを与えようとしてはいけない。
それが完成するときには、
彼らは何か新しいものを欲しがっているのだから。
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ジョブズはB to BではなくB to Cビジネスに徹していました。
変化に乏しい法人相手のステージでは、他社との競争で
抜きん出ることは容易でなく、価格競争で負けると考えていたそうです。

ジョブズの武器(と同時にそれこそがモチベーション)である
発想力が活かせる舞台こそが、変化と多様性に富んだ消費者相手のステージ。
だからこそ、「変わること」を恐れない。むしろ、「変わること」を面白がる。
「変わる」からこそ商機がある。そのために彼らはずっと考え続ける。

これって、中々出来ないですよね。
そこそこ成功して、そこそこ落ち着いたら、
どこかで考えることを止めたくなるのが普通の人。でもジョブズは、
自身が儲けて、安定した名声と暮らしを手に入れるという
普通の人の普通の願望に興味がなかったのでしょう。
たった1ドルの報酬でアップルに戻ってきたわけですからね。
本当に希代の変人です(笑)。

***

自分は考える仕事をしています。
法人営業の会社でありますが、お客様に対して
「消費者視点」の提案をしていくのが自分の仕事。
そういう意味ではジョブズと同じです。

彼ほど変人にはなれないけれども、自分なりのペースで、
一歩先を見ながら、常に考え続けていきたいと思います。
お客様と、そのお客様のために。


| カテゴリ : 営業 T.H |  |

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