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令和が始まる今、改めて考える「地元プロモーション・HCD」とは
皆さま、こんにちは。
首都圏のH・Nです。
 
平成最後のブログとなりますので、
改めて私たちが仕事としている「不動産広告・販促」という事を考えてみました。
 
他の消費財の広告と最も大きく異なるのが、殆どの商品が「土地=不動産」となることです。
 
不動産は文字のごとく、日本、都道府県、市区町村に根ざしたもので基本的には未来永劫無くなることは
ありません。
 
そのためプロモーション活動も「広範囲に行うもの」と「地元エリアに行うもの」と大きく二種類に分かれます。
 
広範囲のプロモーション(地元も含まれる)は、ここ数年でWEBの発達による、
ポータルサイトや口コミサイトなどの媒体が増え、それを軸にしたデザイン構築・コンセプト構築・
ターゲット設定を各物件ごとにマーケティング調査を基にして設定していきます。
ここは大なり小なりで手法が異なってきますが、基本的には「探している人へ広告を届ける」か「無作為に
届けるか」の選択となり、選定後は広告に携わる人間としては、微調整の作業しか出来ない状態になります。
(分かりやすく極端な表現ですが)
 
逆に、「地元エリアに行うプロモーション活動」は、その手法・タイミング・時期・広告代理店担当者によって
大きく成果が変わります。
それは広範囲が「媒体をつかった流しっぱなし」の展開で検索者の能動的な動き任せなのに対して、
「地元エリアプロモーション」は、こちらから働きかけ「受動的」に物件情報・物件メリットを掴んでいただくためです。
 
私たちインターブレインズは他代理店と違い、上記の「地元エリアへのプロモーション」=「HCD(housing client 
developer)活動」に大きく力を入れて、クライアント皆さまから評価いただいているのは、そのためです。
 
正直、ITの発展、情報を得る手段の多様化、情報の細分化が進んだ昨今では、
不動産に関わる広告は「地元」に対してプロモーション以外は差別化・独自化が出来なくなっている時代です。
 
実は、今年になってからナショナルデベロッパーが中心となって、「広域プロモーション離れ」が進んでいます。
それは流しっぱなしで「待つ」しかできない現況の広域手法に限界(費用面含めて)を感じて、
改めて「不動産」という特性を意識し、地元特化型の展開に切り替え始めたからだと考えられます。
 
平成が終わり、令和が始まるタイミングで、
私たちも時代にあった、「地元へのアプローチ HCDプロモーション」を更に進化・深化させて、
不動産に関わる方々、皆さまへ貢献できるように邁進してまいります。

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